031/120503
 おはよう!黒田スイートハート自分で言うな倫弘です。
 一昨日、昨日、今日と、僕のファンクラブFANTOM66の会報企画で、バンドメンバーひとりひとりと対談がつづく日々。あのFuture In Blueツアーを終え、今だったらいい話ができるのかもな、と、6人とかわるがわる話すのは、得意でも楽なことでもないけど、結構楽しかった。僕らは、いわゆるバンド!としてデビューしたパーマネントバンドとは違うけど、不思議なほどみんなが、お仕事というラインを、それぞれの方法で突き破って、自分たちのホームベースのような気分でここに集っているのだ。いつもステージではわーわー言って楽しそうな僕らが、時には意見のぶつかり合いでヒートするようなスタジオを過ごしたこと、それは今や僕の自慢であり、Future In Blueの証しのひとつだったりする。
 この間、来年やることが急ピッチで決まってきている。野音が決まったのと、アルバムのおおまかな像が、ぼんやりしたものではあるけど、僕の中で確かに見えて来たのがその理由。そして、僕は、来年早々にやらなければいけないことを目の前にして、今できるだけぼーっと何もせず過ごそうとしている。
 12/28の赤坂プリンスのディナーショウメニューも、大晦日のカウントダウンも元日のO-Eastのメニューも出してみた。すんなりと出来て、そう!これしかない!となぜか凄く調子がいい。こういう時は、なんかポロリととりこぼすから気をつけなきゃいけないんだろうな。そんなことを思いつつ、明日の野球の練習にそなえ、そして、今日(12/4)誕生日のクロダバンド鍵盤永井誠一郎に誕生日プレゼントを探しにでかけた。もちろん目指すは神田のスポーツ用品店!
 取材の時間があるから、ちょちょいと買い物して戻るつもりだったのだ。最近、僕は天罰がくだるような行いはしてないはずだ。我ながら驚くほどに野球にはまりっぱなしだということはあるけど、それだって、生活にめりはりがきいて、僕のアーティストライブを活性化することはしても、負担になるようなやりかたもしてないはずなのだ!なのに!
 約30分で買い物をすませ、プレゼント用の野球スパイク!と僕用の野球スパイクを大きなショップバックに入れてスキップ。スキップ。ランランランなはやる心を隠して、ロンゲくんになりつつある、革パンGジャンの僕は、大股で店をあとにした。あれ?クルマどこにおいたんだっけ?急いでとめて店に走ったからあんまり覚えてないや、と見回す。あれ?道端は、路上駐車がいっぱいでとめる場所みつけるのが大変なぐらいだったのに、今は一台もないぞぉ?
 足下のアスファルトに書かれた見慣れたナンバー。「神田署で待つ」そーかよ!そーゆーことなのかよ!
 とにかく取材に遅れるわけにいかない!とタクシーを拾う。「神田署まで」目的地は100メートルも離れてない場所にあった。なんだよ教えてくれよタクシードライバー! 平日のまっぴるまに、大きな浮かれバッグを2つも担いだまま、神田署の受付ギャルズ(婦警さん)に事情を話す。プレゼント代と僕のスパイク代を大幅にうわまわる金額をわるびれもせずに、「こちらお支払いください。」「駐車場はこちらです。」「ありがとうございました!」ここはホテルフロントですか?
 駐車場は野球屋のすぐ裏の民間駐車場じゃねーか。「あ、お兄さん、その店だったらうち提携してるから、2時間までただだよ。次から使ってね。」と30分の駐車料金を徴集。
 僕は出たばかりの「XXX」(僕のリミックス。これすごくいいよ。)を爆音でききながら事務所へ。打ち合わせテーブルには、ゼロ学占いの特集本。「来年初もうでいついく?」事務所の連中にたずねられ、軽くとりついてる悪運くんをちゃんとはらわねば!と誓う僕。どうだ。とてもスイートハートな倫弘だ。

030/112803<<

>>032/121203

無限スポンジmenu