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020/091903 |
チャオ!黒田ハナイチモンメ倫弘です。 イッツ ショウタイム!と始まった野音。楽しんでくれたでしょうか?BABIES! 野音9/13 20:30。音が止んだのはその30秒前。スタッフは袖で安堵のため息をついたらしい。僕らはその10分前に「できる?」とたずね「大丈夫できる。あんまりしゃべってる時間はないけど。」と短い会話をしてアンコールの舞台に出てった。誇らしく心地よく幸せな2時間。記録的な暑さだったんだって。台風がくるかもしれなかった、僕らの野音日。 昨日MORPH-INNの楽屋に野音ビデオ班からドキュメンタリーのオフラインが届いた。葛GやBABIちゃんと、野音前のスタジオでバンドメンバーが僕について語ってる映像を初めてみた。「BABAおめーしゃべりすぎだよ」え、こんなとことってたの?」「こうやって音楽が流れてるとなんかまじめに語り合ってるようにみえるけど、すげーおげれつな話してたんだよな。」「CH@PPYリハから全力投球だな〜」と。流れている映像は、リハーサルの様子だったり、GYMでの秘密の特訓だったり、そして野音の楽屋だったり。そしてカメラ用じゃない僕の素顔。 ライブ直前の顔をこんなに撮られたことはなかったんじゃないかな。初めての会場で、自分の立ち位置から客席や袖との距離を確認する僕は、いつも決まってきっとこんな顔なのだ。当惑と不安と期待が入り交じった新年度の始業式の日のような。風はどんなだろう。僕の声を上手く運ぶかな。ここが暗くなるわけだろ?客席との距離感はどんな感じだろう。けっこうステージ狭いんだな。どうやったら大きくみせられる?どんなところでも「なんとかする」そういう自信と力はある。なんとかできるそれを極限にイイモンにまでもってく起動力みたいなものは結局自分の中にしかなく、それをもっている仲間たちで繋ぎあって押し上げるだけなんだ。アレなんていう遊びだっけ。そうそうハナイチモンメ。ハナイチモンメで、「かーってうれしい〜」と手をつないだ味方と前進する時のアレとおんなじ。元気が出て、ふくらんで、どこか誇らしく、一丸となる瞬間。あの子もこの子もって全員味方につけて、最後はどこに向かって行進したのかな。東京のどまんなかで空に向けて歌った歌。 あの顔はきっと二度ととれない。ライブ本番のビデオはどんなしあがりだろう。もう何日かしたら届くらしい。 来年もやりたいね。 |
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