こんにちは、黒田エモーション倫弘です。
今リハーサル中の黒田です。
今年で4回目の66ライヴ。いろんなものに66と名付けてる僕物のなかで、誕生日ライヴを、66ライヴと呼ぶのがいつのまにか定着。一昨年の66ライヴはちょうどサッカーW杯のまっただ中で、半年以上も前から「2002年のW杯は仕事しないから」と豪語していたサッカー好きのうちのギタリスト葛城哲哉に、カードを確認して「日本の試合はないんだけど、6/6お願い!」とリクエスト。「66だろ?
しょーがねーな」とスケジュールに線をひいてくれた。その頃には、「ろくろく」って呼ぶようになってた。
僕は、正月と66ライヴが好きだ。もちろん、どのライヴも好きで、アルバムツアーは特別だし、去年はじめてやって、今年も絶対やろう! と決めた野音のLIVE
FANTOMも大好きだけど。正月一発目のライヴは、今年も僕はライヴしつづけるぞと気持ちを新たに宣言する気分で、とても大切な節目になっている。けっこう古臭い日本男児としては、そういうことが大切だったりするのだ。こう、初日の出に向かって乾布摩擦をするような(?)
正月が今年の宣言なら、66ライヴは、生涯を誓うライヴなのかもしれない。
歌う僕生まれてくれてありがとう。とうちゃん母ちゃん産んでくれありがとう。僕を音楽に導いてくれた全てのこと、全ての人、ありがとう。幸せな分だけ、傷ついた分だけ、悔しがった分だけ、楽しんだ分だけ、ぜんぶぜんぶ僕の中に痕を残して、それを総動員させて歌っていこう。そんな生き方をするよな?
と自分に問うて、「はい!」と勢いよく手をあげるような、そんな為のライヴ。
わはは、全くもって自分本意だ。
ただね、たったひとりの人間でも、そいつが人生のすべてを乗せて歌ったら、すごいんだ。そこにがっちりまとまったバンドが一緒だったら、こんなにすごいんだ。毛穴を開いて音楽を楽しんだら、こんなにすごいんだ。そんなことを感じれる日にしたい。
32歳になりますが、あらためて、僕らはそういう熱で生きてるって思うよ。
ある夜、最高のライヴの打ち上げの美酒に酔いながら、その喜びと、アリーナや武道館やドームでやりたいのに俺はこんなところで何やってるんだという悔しさで泣いた。そのどちらも僕の大切なエモーションだと思うんだ。
ほら、ボクから目を背けずに、ボクとかけっこしよう。いつだって光り放って君の中でかけめぐってるんだよ。と僕の中のエモーションくんが言うんだ。みんなの中のエモーションくんは元気?
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